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2007/08/10

『ゾエトロープ「biz」』フランシス・フォード コッポラ他(著)

ゾエトロープ「biz」
ゾエトロープ「biz」
映画監督フランシス・F・コッポラ選りすぐりの短編集。
新鋭作家による10作品が収録。どれから読んでもいい感じ。でも色んな作家の集まりだから、つまらない話と感じるものもある。事実、私が読んだのは『ソフィーとルイス』、『わが伝記作家へのメモ』、『片腕の女と踊りながら』、『落札します』、『カール B. アンダーソンの譫言1995-1996』のみ!笑。中でも面白かったのは、『落札します』。辣腕オークショネアの女性が、あるオークションで入札者である黒い瞳の男性に惹かれる。その後、彼の亡くなった母親の遺品を鑑定するために女性は彼の家を何度か訪れることになる。次第に心を許しあう2人だったが、あるとき、思いも寄らぬものがオークションにかけられ・・。価格が競り上がっていく様子は一気に読める。主人公の勝気で挑戦的な競り上げ方が爽快だった。そして、最後に収録されている『カール B. アンダーソンの譫言1995-1996』。主人公の青年がドラッグに溺れていく、およそ1年弱のストーリー。日記形式なので読みやすいです。
どのお話も、アメリカのNY,テキサス、マンハッタンなどが舞台になって、それぞれ違った空気を感じることが出来るのも面白い。ゾエトロープは『ゾエトロープ (pop)』など他にも出ているらしいので興味あります。表紙もお洒落だし、揃えるとお部屋のインテリアになるかも?☆

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